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中学入試問題
中学入試においては、私立中学入試で、算国2科入試校、算国理社4科入試校および2科4科選択校がある。公立中高一貫校では、作文のみのところもある。一方で、国立大学の附属中学では多いところでは7科目を入試科目にしているところがあり、これなどは科目数だけみる限り大学入試におけるセンター試験と変わらない。また、国立大学の附属中入試においては、抽選制度を導入して平等が図られているところがある。なお、国立大学附属中学においては、教育の研究・実験・実証を行うという使命ないし目的がある点から、独自の抽選方法・応募資格・併設高校への進学条件などが設けられている。
中学入試の各問題は、各教科とも非常に多岐に渡る出題で、高校入試レベルを超える問題も珍しくない。これは特に算数の出題にいえることだが、中学数学の解法で簡単に解けるところを、敢えて遠回りともみえる各種特殊算を使って解法するなど、中学入学後の解法に当たって生徒が混乱を来すものがある。
ただ、広範囲な出題内容は過去問で狙われる分野や単元を絞ることが可能な学校が多い。模試の合格基準や書店の中学入試関連の本の最低合格基準にはるかに満たない受験生が毎年数多く合格を果たしている裏には、実は志望校の傾向を調べ上げ、それに基づく類似問題演習を徹底している場合が多い。中学入試においては広く浅くよりも、狭く深い学習の方がかえって合格しやすいのである。
中学入試の各問題は、各教科とも非常に多岐に渡る出題で、高校入試レベルを超える問題も珍しくない。これは特に算数の出題にいえることだが、中学数学の解法で簡単に解けるところを、敢えて遠回りともみえる各種特殊算を使って解法するなど、中学入学後の解法に当たって生徒が混乱を来すものがある。
ただ、広範囲な出題内容は過去問で狙われる分野や単元を絞ることが可能な学校が多い。模試の合格基準や書店の中学入試関連の本の最低合格基準にはるかに満たない受験生が毎年数多く合格を果たしている裏には、実は志望校の傾向を調べ上げ、それに基づく類似問題演習を徹底している場合が多い。中学入試においては広く浅くよりも、狭く深い学習の方がかえって合格しやすいのである。
中学受験
首都圏の中学受験では、いわゆるドーナツ化現象が起きて久しい。ドーナツ化現象とは、都心よりもむしろ周辺都市部の中学に人気が集まる現象をいう。
ドーナツ化現象の発生原因としては、都市部から周辺都市部への人口流出が主たるものだが、他方で周辺都市部にある中学校が新機軸を打ち出すなど周辺都市部の中学校が元気がよい面も見逃せない点である。特に、千葉、埼玉、神奈川の上位私立校の動きが活発である。また、周辺都市部の県立上位校が中高一貫校へシフトする動きが出てきているが、この動きへの私立中学校の機敏な対応が、その動きをさらに助長しているとみられる。もっとも、都心の私立中学でも上位校は相変わらずの高い人気を維持しているし、都立高校上位校においては、一般入試での自作問題出題校が上位校で増えてきており、その結果偏差値の高い生徒の獲得が効を奏して、上位大学への進学率が年々上昇してきている。
一般に、受験の必要な中学校が人気を獲得するためには、大学合格実績もさることながら、校舎の改新築、校長の交代、入試日の変更、制服の変更など、中学校の中身自体の良し悪しとは直接関係のないような変化に、受験市場は過敏に反応する。この点が、高校や大学に対して求める内実に対比してみると、中学受験の興味ある部分である。
ともあれ、中学受験におけるドーナツ化現象の次に来るのは、都心回帰の流れだろう。
ドーナツ化現象の発生原因としては、都市部から周辺都市部への人口流出が主たるものだが、他方で周辺都市部にある中学校が新機軸を打ち出すなど周辺都市部の中学校が元気がよい面も見逃せない点である。特に、千葉、埼玉、神奈川の上位私立校の動きが活発である。また、周辺都市部の県立上位校が中高一貫校へシフトする動きが出てきているが、この動きへの私立中学校の機敏な対応が、その動きをさらに助長しているとみられる。もっとも、都心の私立中学でも上位校は相変わらずの高い人気を維持しているし、都立高校上位校においては、一般入試での自作問題出題校が上位校で増えてきており、その結果偏差値の高い生徒の獲得が効を奏して、上位大学への進学率が年々上昇してきている。
一般に、受験の必要な中学校が人気を獲得するためには、大学合格実績もさることながら、校舎の改新築、校長の交代、入試日の変更、制服の変更など、中学校の中身自体の良し悪しとは直接関係のないような変化に、受験市場は過敏に反応する。この点が、高校や大学に対して求める内実に対比してみると、中学受験の興味ある部分である。
ともあれ、中学受験におけるドーナツ化現象の次に来るのは、都心回帰の流れだろう。
中学受験テクニック
中学受験は、塾での学習時間を含めると、学習時間は、小6受験生では、1日7〜8時間、これが春期、夏期、冬期各講習期間には、1日10時間を超えることになる。これは、高校受験や大学受験を目前に控えた受験生に勝るとも劣らぬ学習時間となる。さらに、出題内容も、現役の一流大学の学生が頭を抱えるような問題量及び質となっている。
このような中学受験に対して、経験的知識量や経験的論理推行能力が高校受験生や大学受験生に劣る中学受験生にとっては、その負担たるや想像に絶するものがある。そこで、中学受験をもう少し効率的に、ありていに言えば、楽に進めていく方法はないかが問題となる。
思うに、中学受験においては、他の受験と異なり、受験テクニックが、科目の学習方法だけでなく、受験方法自体にも適用可能である。すなわち、科目に対する学習時間をそこそこにしながら、その周辺知識による一種の策略を通して受験を乗り切るのだ。
具体的にみると、塾にはいかず、家庭教師を週2〜3回程度つける。学習内容は、受験予定の学校の過去問とその類似問題のみ。家庭教師には、過去問で出題されている単元の解法だけを毎回教えてもらい、後は家庭学習の時間で、類似問題を適度の時間繰り返す。受験校は、学校の内容や場所、偏差値によらず、出題傾向が似通った学校をはじめから選択しておく。その際、サンデーショックなどの受験期の利益を最大限利用するとともに、新規プログラム採用や新校舎設営など注目度が高くなる条件を持つ学校は最初から選択肢に入れないことが重要。その上で、入学時納入金が高くなく、かつ、寄付金がないか僅少、という条件で見つかる私立学校の偏差値最上位を第1希望にし、同様な観点から第2、第3志望校を決定する。
中学受験は知識能力合戦というよりもむしろ策略合戦で臨むことで最高の結果が得られうるものなのだ。
このような中学受験に対して、経験的知識量や経験的論理推行能力が高校受験生や大学受験生に劣る中学受験生にとっては、その負担たるや想像に絶するものがある。そこで、中学受験をもう少し効率的に、ありていに言えば、楽に進めていく方法はないかが問題となる。
思うに、中学受験においては、他の受験と異なり、受験テクニックが、科目の学習方法だけでなく、受験方法自体にも適用可能である。すなわち、科目に対する学習時間をそこそこにしながら、その周辺知識による一種の策略を通して受験を乗り切るのだ。
具体的にみると、塾にはいかず、家庭教師を週2〜3回程度つける。学習内容は、受験予定の学校の過去問とその類似問題のみ。家庭教師には、過去問で出題されている単元の解法だけを毎回教えてもらい、後は家庭学習の時間で、類似問題を適度の時間繰り返す。受験校は、学校の内容や場所、偏差値によらず、出題傾向が似通った学校をはじめから選択しておく。その際、サンデーショックなどの受験期の利益を最大限利用するとともに、新規プログラム採用や新校舎設営など注目度が高くなる条件を持つ学校は最初から選択肢に入れないことが重要。その上で、入学時納入金が高くなく、かつ、寄付金がないか僅少、という条件で見つかる私立学校の偏差値最上位を第1希望にし、同様な観点から第2、第3志望校を決定する。
中学受験は知識能力合戦というよりもむしろ策略合戦で臨むことで最高の結果が得られうるものなのだ。
中学受験とお金
ここのところ景気が回復基調にある。ただ全体的な景気回復は、主として都心部、そして大手企業に偏重した動きだ。地方の平均的企業の台所事情はいまだお寒い状態が続いており、地域間の格差も大きく、声高に景気回復を連呼することは忍ばれる状況である。その中にあって、お受験熱はますます高くなる一方で、様々なローンを抱える都心部の保護者としては頭の痛いところである。そこで、ここでは、中学受験を「お金」の面でとらえてみたい。
現行の私立中学受験においては、いわゆる予納金制度がとられている学校が増えてきている。入学手続き時に延納ないし分納手続きができる同制度は、家庭の負担を軽減するものとして大いに歓迎できるところだ。わけても、私立中学校の複数回受験が常態化している昨今、合格するたびに数十万を無駄にするのは大変なことだ。ただ、注意すべきことは、予納金制度の内容が各学校で統一されておらず、中には一定の条件が付加されている学校がある点だ。条件を満たさない場合、結局、当該制度があることを前提にした受験が意味をなさなく場合もある。
実際の同制度の手続き面をみると、合格時に支払う入学手続き金を、その一部または全部を予納金(仮手続き金)として払うことで、入学手続きを仮完了させる
という流れとなる。また、入学手続き時には全額納入させて、入学辞退をする場合に返金を行う学校、分割納入を認める学校などもある。どの方法でも、結果的には、入学手続き金の一部または全部が免除されることになる。
現行の私立中学受験においては、いわゆる予納金制度がとられている学校が増えてきている。入学手続き時に延納ないし分納手続きができる同制度は、家庭の負担を軽減するものとして大いに歓迎できるところだ。わけても、私立中学校の複数回受験が常態化している昨今、合格するたびに数十万を無駄にするのは大変なことだ。ただ、注意すべきことは、予納金制度の内容が各学校で統一されておらず、中には一定の条件が付加されている学校がある点だ。条件を満たさない場合、結局、当該制度があることを前提にした受験が意味をなさなく場合もある。
実際の同制度の手続き面をみると、合格時に支払う入学手続き金を、その一部または全部を予納金(仮手続き金)として払うことで、入学手続きを仮完了させる
という流れとなる。また、入学手続き時には全額納入させて、入学辞退をする場合に返金を行う学校、分割納入を認める学校などもある。どの方法でも、結果的には、入学手続き金の一部または全部が免除されることになる。
中学受験と調査書
中学受験においては、受験予定の私立中学校から取り寄せた入学願書に添えて提出しなければならないのが、調査書または報告書といわれる書類である。調査書または報告書は卒業予定の小学校に書いてもらう必要がある。受験が常態化した都心部ではともかく、郊外の公立小学校ではいまだに私立中学入試に対して好意的でない場合がある。特に、そのようなところでは、一通の調査書ないし報告書を小学校側に書いてもらうのに、相応の謝礼を支払うのが
常識となっているようだ。また、小中高一貫校において、小学校から別の私立中学へ変わりたい場合に調査書ないし報告書を小学校側に書いてもらうことはかなり難しいようだ。
しかし、これでは、受験生の受験の自由が確保されないとして、最近の私立中学側では、調査書ないし報告書の代用として、通知表のコピーを可能とするところが増えている。そもそも調査書が、素性調査的な意味合いを含んだ小学校時代の成績調査であり、それを小学校側が直筆を通して公的に保証するというものであるところ、内容的にほぼその要件を満たす通知表でよしとしたことは大きな前進だろう。高校受験や大学受験の推薦入試のように、成績基準が直接合格につながるような場合ならともかく、公立小学校の成績が合否に影響することは考えられないため、逆に言えば、成績の認証に重点がおかれないため、通知表のコピーの代用方式は今後とも推奨されるところである。
常識となっているようだ。また、小中高一貫校において、小学校から別の私立中学へ変わりたい場合に調査書ないし報告書を小学校側に書いてもらうことはかなり難しいようだ。
しかし、これでは、受験生の受験の自由が確保されないとして、最近の私立中学側では、調査書ないし報告書の代用として、通知表のコピーを可能とするところが増えている。そもそも調査書が、素性調査的な意味合いを含んだ小学校時代の成績調査であり、それを小学校側が直筆を通して公的に保証するというものであるところ、内容的にほぼその要件を満たす通知表でよしとしたことは大きな前進だろう。高校受験や大学受験の推薦入試のように、成績基準が直接合格につながるような場合ならともかく、公立小学校の成績が合否に影響することは考えられないため、逆に言えば、成績の認証に重点がおかれないため、通知表のコピーの代用方式は今後とも推奨されるところである。




