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中学受験2008

中学受験において来年度2008年入試においては、中学受験生数、受験率ともに本年度のそれを超える勢いが中学入試市場にはある。また、各中学校の入試要項にも変更が増えている。2008年入試における特徴を概観してみよう。

プロテスタント系の中学校では、一般に、2月1日が日曜日に当たる場合には、宗教上の理由で、入試日をずらす傾向にある。2月1日は、私立中学校の大半が受験日に設定していることから、プロテスタント系の私立中学校が日程を変更することで、本来入りにくかった学校が入りやすく、一方、入りやすかった学校が入りにくい現象が生じる。この現象をいわゆる「サンデーショック」と呼ぶが、次回この「サンデーショック」が生じるのは、2009年度入試においてである。プロテスタント系の私立中学には、人気の高い難関校である、女子学院やフェリス女学院などが含まれるため、「サンデーショック」の、他の学校に及ぼす影響は大きい。これに対して、2月1日以外の日が日曜日に当たる場合には、マクロ的にはそれほど大きな変化生じないが、細かく見ると随所に影響が出ていることが見て取れる。2008年度入試においては2月3日が日曜日に当たる。

ところで、2月3日といえば、各私立中学校が2回目または3回目入試を行う。プロテスタント系の中学校がこの日の入試を避け、前後に入試日をずらすことによって、他の学校と競合することになる。これを嫌う学校ではやはり入試日をずらすことになり、連鎖反応は続いていく。小さな波紋が大きな波紋になる可能性がある。そして、これをプレ・サンデーショックと呼ぶ場合がある。プレ・サンデーショックを考えて戦略的に受験に望むと思わぬ収穫を得ることがある。中学入試は、科目内容を超えたところに、落とし穴や思わぬ拾得物がある点で、他の入試とは異なる戦略を考えることが可能なのだ。

テーマ : 中学受験 - ジャンル : 学校・教育