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中学受験と補欠合格

大学受験や高校受験でも同じことがいえるが、中学受験において、合否の分かれ目に一掬の希望をもたらすもの、それが補欠合格だ。正規の合格ではなく、合格者が入学を辞退したことに基づく繰り上げ合格である。ボーダーラインをやや下回る受験生にとって、繰り上げ合格の通知をもらえるかもしれない期間は、期待と不安の交互する時間であろう。

繰り上げ合格というと、入学試験の得点順の繰り上げを考えがちだが、必ずしもそうではない。通常、私立中学校は、複数回の受験日(同日の午前入試と午後入試を行うところもある)を設けているとこれが多いが、その場合複数回を受験する受験生を優遇するところもある。また、共学校では、男女の比率をできるだけ均等にするために、男女のうちどちらかを多めに合格させるところがある。さらに、2科4科選択型の受験制度を採用するところでは、補欠合格を4科選択者に限っている学校もある。

一般的に言って、東京及び神奈川で取り決められている統一試験開始日以前に入試を行う千葉、埼玉、茨城などの私立中学校どは、東京や神奈川を第一志望にする生徒数を見込んだ正規合格者数を発表する。その数は毎年およそ定員の2倍〜6倍程度である。そして、その上に、補欠合格を出すところが多い。そして、その上に、補欠合格を出すところが多い。また、統一試験開始日以降に入試を行う学校や、2次以降の試験日が統一試験日以降に当たる学校においても、正規合格者の数を水増しした上で、補欠合格を出すところが多く、特に横並びの学校が、サンデーショックや入試要項の変更、学校内の改革などで受験生の動きに大幅な変化の兆しがが出たような年には、正規合格者の水増し数や補欠合格者数のさじ加減をどのようにするか、影響を受ける学校としては悩むところである。

テーマ : 中学校 - ジャンル : 学校・教育