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中学受験とお金

ここのところ景気が回復基調にある。ただ全体的な景気回復は、主として都心部、そして大手企業に偏重した動きだ。地方の平均的企業の台所事情はいまだお寒い状態が続いており、地域間の格差も大きく、声高に景気回復を連呼することは忍ばれる状況である。その中にあって、お受験熱はますます高くなる一方で、様々なローンを抱える都心部の保護者としては頭の痛いところである。そこで、ここでは、中学受験を「お金」の面でとらえてみたい。

現行の私立中学受験においては、いわゆる予納金制度がとられている学校が増えてきている。入学手続き時に延納ないし分納手続きができる同制度は、家庭の負担を軽減するものとして大いに歓迎できるところだ。わけても、私立中学校の複数回受験が常態化している昨今、合格するたびに数十万を無駄にするのは大変なことだ。ただ、注意すべきことは、予納金制度の内容が各学校で統一されておらず、中には一定の条件が付加されている学校がある点だ。条件を満たさない場合、結局、当該制度があることを前提にした受験が意味をなさなく場合もある。

実際の同制度の手続き面をみると、合格時に支払う入学手続き金を、その一部または全部を予納金(仮手続き金)として払うことで、入学手続きを仮完了させる

という流れとなる。また、入学手続き時には全額納入させて、入学辞退をする場合に返金を行う学校、分割納入を認める学校などもある。どの方法でも、結果的には、入学手続き金の一部または全部が免除されることになる。

テーマ : 中学受験 - ジャンル : 学校・教育